桂川の釣行(7)

 

5月25日(土)

 先週、鶴川の下流で、ようやくチビですがニジマスが掛るようになったので

ちょっと上流も釣れるようになったのではという期待を込めて、最上流の飯尾

地区まで行ってみることにしました。

 今日は、以前一緒に行った新人君を2回目の釣りに連れて行く約束をして

いました。ところが、私は前の日に飲みすぎて起きたら何と4時半。約束の時

間は5時。とても間に合いません!すぐに連絡をとって時間を1時間ずらして

もらいました。

 中央自動車道を降りて鶴川上流を目指します。飯尾地区に着いたのは6時

過ぎでした。あたりはもうすっかり日が差していましたが、どうやらあたりに他

の釣り人はいないようです。よかったと2人で胸をなでおろしました。さっそく支

度を始めます。まずは新人君の仕掛けづくりから始めます。かなり時間はかか

りましたが、なんとか無事仕掛けづくりを終えていざ釣行開始です。

いい天気だし、水は綺麗だし!気持ちいい!

 前の日に雨が降っていたようで水量もまあまあです。幅の狭い川の流れに

静に糸を垂らし丁寧に流して行きます。一投目、二投目。ゆっくり流して行きま

がいっこうにあたりが有りません。おかしいです。こんなはずはないのに。そう

思いつつ500mくらい川を下ります。しかし、全くあたりがないばかりか、魚の

気配が感じられません。土手の上で、地元のおじさんがこちらがをじっと見て

いたので、声を掛けてみました。おじさんの話では、この辺は、今年は全然釣

れていないとの事。腰掛付近より下へ行かないと釣れないとの話を聞きました。

しかたなくここで納竿してもう少し下流へ向かうことにしました。

渓相は抜群です。

 車に戻ると、腰掛地区まで一気に下り、民家の軒先に車を停めさせてもらい

そこから川へ降りることとしました。流れは、飯尾地区よりかなり大きくなってい

ますが、両側から大きな木が天井まで覆っているため、新人君にとっては、非

常に竿が振りにくい難しい場所でした。それでも、苦労しながら何とか竿を懸命

に振りつづけています。しかし、ここもあたりが有りません。ここから下流にかな

り下りましたが、全く、一度も、チビヤマメのあたりすら有りませんでした。ここも

魚の気配がしないのです。おかしいですよね。こんなの!そんなことを2人で話

しながら、かなり粘りましたがとうとうここで納竿する事にしました。

 結局、2人ともボウズでした。くやしい!!せめてお昼だけは美味しいものを

食べようという話になり、私がいつも行くお蕎麦屋さんに行き、今日のくやしさに

ビールで乾杯し、お酒を少々飲んだ後に、美味しい美味しいお蕎麦を食べて帰

りました。

 

                    2002年釣果表へ