桂川の釣行(8)
5月26日(日)
昨日は、鶴川上流で全くのボウズだったので、今日は桂川の本流へ行ってみる
ことにしました。全くのボウズなんていうことは、本当に珍しいことです。ここ数年
そんなことは有りませんでした。いくら釣れないと言っても、チビヤマメとかウグイ
とかハヤくらいは掛るのが普通です。昨日は全く魚が掛りませんでした。
そんなことを考えながら、中央自動車道の大月ICで降り、桂川本流の浅利川と
の出合い付近から下流を釣ってみることにしました。今日は、あたりに釣り人は全
然いませんが、この付近は、大きな淵が連続して続いており、解禁当初から、かな
りいい型のヤマメ・ニジマスが出るため、いつも釣り人が絶えない場所です。
浅利川出合い付近です。
さっそく、大淵へ竿を振り込みます。一投目からあたりが!でも、小さい!チビヤ
マメです。どうやら淵の溜まりに、チビヤマメが集合しているようです。しばらく釣り
ますが、やはりチビヤマメとウグイばかりです。場所を変えて次の淵へ移動します。
しかし、この淵ではなかなかあたりが来ません。でも、ここはかなり大物が居着いて
いそうな気がしたので、何十回も筋を変え、深さを変えて流してみました。1時間程
粘った頃、突然、ものすごい勢いで目印が走ると同時に、ずっしりとした手ごたえを
感じました!!来た!!手首を返し、竿を溜める体勢に入ります。かなり強い引き
です。しばらくすると、すごい勢いで水面すれすれまで上がって来て反転した瞬間!
プチッ!糸を切られてしまいました。まさしく綺麗なヤマメを確認した瞬間、竿さばき
が甘くなり、それを魚に見透かされたといった感じでしょうか。
この先の淵で取り逃がしました!!
当然のことながら、その後、その淵で粘りましたが、それっきりあたりは有りませ
んでした。次の淵に移動しても、その後、良型のあたりは無く、しかたなく納竿。何
人かの釣り人に会いましたが、皆、釣れていないとのことでした。川から上がる時
畑仕事をしている地元のおじさんにいろいろ聞いてみると、最近、このあたりでは
本当に釣れたという話を聞いていないということです。逆に私が先程、この先でバ
ラした話をすると、解禁当初地元の人がその淵で、40p越えのヤマメを釣り上げ
たとか。やはり大物がいることはいるみたいです。