桂川の釣行(9)

 

6月2日(日)

 今回は、桂川本流が6月1日から鮎の解禁のため、どこに釣りに行こうか迷って

いました。とりあえず、中央自動車道の大月ICで降りて、桂川本流で釣り場を探し

てみることにしました。

 まず、大月橋下の笹子川の合流点に行ってみました。朝5時、そこは既に10名

位の釣り人が鮎掛けの準備をしていました。これはダメだ!と思い、もう少し上流

へ行ってみることにしました。国道20号から139号へ入り、都留方面に向かいま

す。私は今まで、139号沿いの川へは降りたことは無かったので、まずは、川へ

の降り口を探さなくてはなりません。それと私の持っている入漁券は、桂川漁協の

物なので、大月市までしか釣ることが出来ません。都留市に入ると、都留漁協の

管轄にかわってしまうのです。

 かなりうろうろとしましたが、ようやく都留市との境あたりで、橋の手前から川へ降

りられる所をみつけました。しかし、時間はすでに7時を過ぎており、どうやら数人の

先行者がいるようです。ここから降りるのは諦めて、橋の反対側をのぞいてみると、

鮎掛けらしい釣り人が1人だけいました。渓相はいまいちといった感じですが、そち

ら側へ降りてみることにしました。橋を渡って、川への降り口を探し、ようやく釣行開

始です。

ここより先はまあまあの渓相になります。

 川幅はそんなに広くなく、水量も少なめです。さっそく竿を振り込むと、小さなあたり

が何度もあります。きっとチビヤマメがたくさんいるのでしょう。何回目かのあたりは

ちょっと今までより強いあたりだったので、すかさず合わせを取りました。しかし、釣

り上げてみると、これも16pのヤマメでした。こいつはリリースして、もっと釣り下って

みることにしました。

ここには大物が居そうです。

 しばらく行くと、いかにも釣れそうな、流れ込みのとろ場が有りました。ここでしばらく

粘ってみることにしました。あたりは確かにあります。魚がいることは間違いないよう

です。しかし、なかなか掛りません。数十分して、ようやく快心のあたりが!すかさず

合わせを取り、一気に引き抜きました。ところが、こいつも17p程のチビヤマメでした。

ちょっと黒っぽいヤマメでしたがリリースして更に釣り下ります。ところが、ここからちょ

っと下った所からは鮎掛け銀座でした。もう日が高く昇っており、気温もかなり上昇し

ているので、しかたなくここで納竿です。

 ここ最近、自分で満足できる釣りが全然出来ないこともあり、少し落ち込みぎみにな

ってしまいました。先週、鶴川では、全くあたりを取ることすら出来ず、本流は鮎が始

まっているので、来週以降、どこに釣りに行こうかと悩みながらとぼとぼと帰りました。

 

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