桂川の釣行(10)

 

6月8日(土)

 先週からずっと、今後どこに釣りに行こうか悩んでいましたが、木曜日に知り合

いの人と釣りの話をしていて、たまたま桂川の話になりました。その人は、海釣り

・川釣り両方をしているとのことで、フライやルアーをしているそうです。その人の

話によると、桂川の都留市付近の支流で、かなり大物が釣れているとのことでし

た。特に柄杓流川はいいとの事だったので、さっそくインターネットで検索してみる

と、その人が言っていた通り、かなりいい情報が流れていました。ここまで知ってし

まうとどうしても行きたくなってしまいます。さっそく、新人君に話を持ちかけ、行って

みることとしました。

 中央自動車道の都留ICで降りて、さっそく柄杓流川へ向かいます。しかし、イン

ターネットと口コミで情報を仕入れていたとはいえ、初めての川なので、なかなか

入渓点がわかりません。ようやく桂川本流と柄杓流川の合流点を見つけたのです

が、すでに釣り人が入っているようです。他の入渓点を探し、行ってみたのですが

水量、川幅共に合流点が一番良さそうなので、結局戻ってきてしまいました。

 ところが、戻ってきたらまた車が一台増えていて、今まさに支度を終えて釣行を

開始しようとしている若者がいるではありませんか!でも、まぁいいかと思い、私達

も支度を始めることにしました。さぁ行くぞ!とその時、バイクに乗った漁協のおじさ

んがやって来ました。でもグッドタイミングです。入漁料を払って、ついでにいろいろ

と川の情報を教えてもらいました。先週のニジマス放流の話や入渓点や大物狙い

の場所など、たいへん参考になる情報でした。

かなりボサが多い川です。

 さて、支度も終わり、川に降りるとさっそく釣行開始です。単調な平瀬から始まって

いましたが、水量もまずまずで、底石もしっかりとしています。ただ、両岸に川原が

なく、周りと上空が木に覆われているため、竿さばきがすこし難しい場所です。新人

君には少し上流の竿が振りやすい場所で釣るようにしてもらいました。しかしこの木

の下にいかにも魚が居そうなので、私は少しここで粘ることにしました。手前から木

すれすれに投げ込み、竿を倒してふかせて流します。すぐにあたりが有りましたが、

チビヤマメばかりです。今度は、もう少し奥まで流し込むべく振り込んでみました。

突然、ググッと強い引き!!合わせを取るとかなり暴れます!もともと竿を倒して

いるので、上流に向かって竿を寝かせて引き寄せます。無事にタモに収めると、22

pのニジマスでした。ここで、もう1匹ニジマスを追加して、新人君の所へ行くと、結構

チビヤマメと戯れていたみたいです。

 さらに上流へ進むと、いかにも魚が居着いていそうな淵と流れ込みの連続です。こ

こで、さらにニジマスを2匹追加した時、新人君に大物が??あっーと叫んだ新人君。

かなりいい引きです。と思った瞬間にプチッ!針ごと持っていかれてしまいました。そ

の後、数回流すがあたりなし。おしい!!

この先に小さな堰堤が有ります。

 その後、18pと19pのヤマメを追加しさらに上流へ。ようやく、漁協のおじさんに

聞いた赤い橋までやって来ました。相変わらず、川通しで歩いており、おまけに新人

君のウエイダーに穴があいていたらしく、新人君の片足は水浸し!かわいそ!しか

し、今日の目的地はこの先の堰堤下のプールです。心を鬼にして先へ進みます。こ

こは40pのヤマメが今年も釣れているそうです。期待をふくらませ、上流へと向かい

ます。ようやく堰堤まで着くと、時間も時間でしたが、すでに先行者が2名。少し待って

みようかとも考えたのですが、今日は大漁だし、諦めて次回の楽しみにということに

しました。

今日の釣果です。小さめの2匹はヤマメ?

 赤い橋まで戻る途中で、新人君に待望の1尾が!20p位のニジマスでした。私も

更にニジマスを数匹追加し、ここで納竿することにしました。そして、今日釣った魚をさ

ばいているまさにその時、新人君が大騒ぎ!!またまた、20p越えのニジマスを釣り

上げてしまいました。しかも、その後たて続けに2匹も!こうなるともうすっかり病みつ

き状態です。新人君の楽しい!という声の連発で今回の釣行を終えることにしました。

 

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