吉田川の釣行

 

6月16日(日)

 今回は、金曜日の夜、所用で名古屋の実家へ帰りました。土曜日に弟と話し

日曜日に釣りに行こうということになりました。私は以前から、一度、吉田川へ

行って見たいと思っていました。弟は何回か行ったことがあるようです。朝3時

に起きて出発することにしました。

 しかし、前の晩に飲みすぎて、2人とも起きたのは5時過ぎ。慌ててしたくをし

て出発したのは5時半でした。名古屋高速から名神高速へ入り、一宮ジャンク

ションから東海北陸自動車道で一路郡上八幡へと向かいます。以前は、高速

が無かったので、郡上八幡へ行くのは大変でしたが、今はわずか1時間余り

で着いてしまいます。

 さて、いよいよ吉田川の釣行です。ところが、大変な事を忘れていました。川

を見てびっくり!どこもかしこもびっしりと釣り人が・・・。そうです、郡上八幡・吉

田川と言えば超有名な鮎掛けの川でした。6月から鮎が解禁になっていたので

す。朝7時では遅すぎました。しまった!と思いつつ上流へ行けばなんとかなる

だろうと思い、上流へ向かって車を走らせます。しかし、行けども行けども釣り人

は途絶えません。

 しかたがないので、途中から支流の気良川へ入ることにしました。それほど川

幅は有りませんが、水量はまずまずで、渓相も抜群です。少し期待を込めて、一

番最初の橋の所から川へ降りてみました。さっそく釣行開始です。

かなりボサが多い川です。

水はすごく綺麗でした。

 実は、私は、今回釣りをするつもりが無かったので、釣具を一切持ってきていま

せんでした。だから、全て弟の釣具を借りての釣行でした。慣れない竿に慣れな

いウエーダー。おまけに仕掛けはます釣りセットの既製品です。

 さっそく釣り始めます。一投目、二投目。なかなかあたりが有りません。結構ボ

サの多い川で、くもの巣があちらこちらに張り巡らされ、思うように竿を振れません。

上流でルアーをやっている弟がどうやらアマゴを釣ったようです。私の方は先ほど

から嫌と言うくらいチビアマゴばかりが食いついてきます。しばらく釣り下り、大きな

木の下の流れ込み付近で、ようやくまともなあたりが有りました!しっかり合わせ

て取り込み体勢に入ったその時、上の枝に竿先の糸が引っ掛かってしまいました。

もう目の前まで魚を引き寄せているのに!!枝に引っ掛かったまま、竿を引き寄せ

ると、魚も引っ張られて宙吊り状態になってしまいました。後の道路で、いつの間

にかおじいさんが2人見ていて「あーあ!いい型なのにもったいない!」などと言っ

ていました。しかたないので、川の中にジャブジャブ入って行って、宙吊りになった

魚を取り込みました。確かにいい型です。19pの綺麗な幅広アマゴでした。

20・19・18pですが、皆幅広アマゴです。

 その後、川が二股に分かれる分岐点でもう1匹アマゴを追加して納竿しました。

弟はまだ物足りないらしく、もう少しフライで釣ってみるとのことでした。私は道具を

車にしまい、再び川へ降りて、釣った魚をさばいておくことにしました。しばらくすると

鮎掛けの人たちが団体でどやどやと入って来て、渓流釣りはとても出来ない状態に

なったので、弟も諦めたらしく今回の釣行はここで終了することになりました。

 

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