桂川の釣行(12)

 

7月7日(日)

 今回は、桂川本流へ行ってみようと思いました。柄杓流川ではニジマスまたは

ニジマス混じりのヤマメがたくさん釣れましたが、どうしても本当のヤマメが見たく

なってしまいました。今日は、柄杓流川では、成魚ヤマメが放流されることは知っ

てましたが、あえて大月市内の桂川本流へ行くこととしました。

 朝5時、浅利川との合流点に到着しました。今年は、桂川の鮎が不調で、きっと

鮎掛けの人も少ないだろうと思いこの場所を選びました。ここは、例年、この時期

には鮎掛けの人でいっぱいです。しかし、思った通り人の姿は有りません。

相変わらずいい渓相です。

 さっそく釣行開始です。まず、浅利川との出合いの淵に投げ込みます。微妙です

があたりが有ります。数回流すと確実なあたりが有りました。15pほどのヤマメで

す。最近ヤマメを見ていなかったので新鮮です。次の淵でも同じくらいのサイズの

ヤマメが数匹掛りました。しかし全てリリースです。その次の大きな淵は、いつも大

型が掛ります。慎重に流して行きます。しかし、掛るのはせいぜい20p弱ばかり

です。何番目かの流れ込みで、かなりいい引きを見せてくれたのは、20pほどの

ニジマスでした。途中で出会った釣り人も良型のものは出なかったと言っていまし

た。結局、その後もヤマメは全て20pに満たないものばかりで、キープしたのは

うっかり針を飲ませてしまった18pと17pのヤマメと20pのニジマスだけでした。

一番上のニジマスはいい引きを見せてくれました。

 しかし、型は小さくてもこの時期のヤマメは、幅広で体高もあり、結構いい引きで

楽しませてくれました。なにより、ヤマメは本当に美しい魚です!改めてそんなこと

を思いながら帰路へとつきました。

 

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