清津川の釣行

 

9月20日(金)

 今回は、今年最後の新潟への釣行となります。いつも通り終業時間が終わる

とすぐに家へ帰り、そそくさと支度を済ませ出発です。夜9時に高田馬場に集合

です。メンバーはサンスイ会の会長と会員のT氏と会長の知人のK氏と私の4人

での釣行です。関越自動車道を快調に飛ばし、11時ちょっと過ぎに越後湯沢へ

到着し、いつものように、遊漁券と明日の朝めしを買い、会長のマンションへと向

かいました。お酒はマンションで調達し、さっそく明日の釣果の前祝で乾杯!夜

はふけていきました。

 

9月21日(土)

 いつも通りの展開。私がまた寝坊!朝5時に起きる予定が、私の寝坊のため6

時になってしまいました。ごめんなさい!今日は、会長の知人のK氏が得た情報

を元に清津川へ行くことになりました。

 釣り場に着いたのは7時近くになってしまいました。しかしあたりに釣り人の姿は

有りませんでした。さっそく支度を始め釣行開始です。始めは4人そろって同じ場

所で釣り始めます。大きな淵が2箇所連続しています。私とT氏は下の淵へ行きま

した。どちらもいかにも大物が居そうな淵です。しかし、丹念に探りますが少しもあ

たりは有りません。しばらくすると、上流の淵で会長とK氏が何やら大声で騒いで

います。会長のタモにかなり大きな魚が躍っています。どうやら釣れたらしいです。

 その後、少し下流の緩やかな瀬に出るとあたりがとれてきました。チビヤマメが

数十匹掛りだし、次の瞬間素早いあたりが有りました。すかさず合わせ引き抜くと

ようやくキープサイズの18p程の綺麗なヤマメがタモに収まりました。

かなりいい場所です。釣れそうですが・・・

 会長とK氏はさらに下流へと進み、私とT氏は上流へ向かうことにしました。上流

は、平瀬と荒瀬の連続で少し初心者には難しい釣り場となっていました。荒瀬の

脇の弛みで快心のあたりが有りましたが、これは流芯に逃げられあえなく糸を切ら

れてしまいました。さらに上流へ行くと、いかにも釣れそうな流れ込みと淵の連続

でしたが、そこでは全くあたりすらなく釣果はゼロ。手前の平瀬の流芯脇で19pの

ヤマメを1匹キープし、午前中はここで納竿することとしました。T氏は15p程の

ヤマメを2匹キープしていました。瀬釣りの面白さが分かったと喜んでいました。

今日の私の釣果です。これ以上は来ませんでした。

 下流へ行った二人はとっくに上がり、すでに近所の食堂でビールを飲んでいまし

た。私達もそこに加わりさっそく乾杯!K氏のビクにはなんとみごとな尺ヤマメがド

ーンと入っているではありませんか!さっそく話を聞くともっと驚く話が。なんとこの

ヤマメは掛かって即座にかつおの一本釣りのように引き抜いてしまったとか?なん

と無謀な事を!かしもタモを持っていなかったらしく、慌てて会長が魚を自分のタモ

に入れて事無きを得たとか。本人はビギナーズラックと言っていましたが、皆がび

っくりの大物釣り談話でした。

 さて、午後からはK氏が午前中に歩き回って仕入れてきた情報で、さらに下流の

場所で釣ることにしました。しかしK氏はすごい!自分の足でずっと歩いて川を視

察していたのです。情報どおり素晴らしい渓相です。会長とK氏、T氏と私の二手

に分かれて川へ降りることにしました。

午後からの素晴らしい渓。

 さっそく釣り始めました。しかし全くあたりはありません。渓相は文句ないのに。

かなり長い区間の流れ込みと落ち込み、そして淵の連続の場所です。掛るのは

15p以下のチビヤマメばかりです。やはり人が入りすぎて場荒れしている感じが

しました。結局、午後からは皆釣れず、午後4時半に納竿することにしました。今

日の釣果は、K氏が尺ヤマメを1匹釣っただけで、後は20pを越える釣果は全然

有りませんでした。

 帰ってから、ビールで乾杯し、お風呂に入ってから湯沢の街に繰り出し、美味しい

居酒屋で改めて乾杯!心ゆくまで美味しいつまみと美味しいお酒で、次第に夜は

ふけて行きました。

 

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