桂川の釣行(7)

 

5月10日(土)

 明日はどうしても釣りに行こうと、金曜日の飲み会は早めに切り上げ、家に帰っ

てから釣りに行く支度を済ませて12時には床につきました。ところが、掛けたはず

の目覚ましをしっかり止めて寝坊してしまいました。

 朝5時15分に起き、新聞を読み終えたのが6時前。やはり釣りに行こうと思い

家を飛び出しました。しかし、中央自動車道はすでに混んでおり、釣り場に着いた

のは7時過ぎ。先行者が2名入っています。

 さっそく支度を済ませ釣行開始です。桂川橋下から入渓し目的地を目指し下って

行きます。去年くらいから、桂川もこの大月地区は水が濁っているし少しドブのような

匂いがします。竿を振り込みますがなかなかあたりが有りません。たまにあたりが

有っても非常に食いが浅くうまく掛りません。2時間程粘りますが、とうとう釣果は有

りませんした。

 このままでは帰れないと思い、場所を替えてみることとしました。先日、葛野川の

上流がいいとの情報を聞いていたので、七保町の瀬戸地区へ行ってみることにし

ました。上流はなかなか川への入渓点がわからずうろうろしてしまいました。

いかにも釣れそうな渓相です。

 国道139号から県道511号に入り、浅川の合流点の橋の下から川へ降りてみま

した。橋のすぐ下が小堰堤になっており、そこから下流へと釣り下りました。しかし

しばらく下ると河川敷きの工事で川が切り替えられとても釣りにはなりません。橋

から上流は素晴らしい渓相ですが、あたりはあまり無くなかなか魚が掛りません!!

あたりは有るがなかなか釣れません!

 結局、午前中はここで釣果もないまま納竿しました。桂川本流との合流点まで戻

り、日本三大奇橋の猿橋の茶店で、ビールをゆっくり飲み、今日はなぜ釣れないの

かを反省します。でも、なぜ釣れないのかを考えるより、あの時なぜ釣れたのかを考

える方がいいようですが。

 午後からは、宮古橋の下流を釣ってみることにしました。相変わらず釣り人が多い

区間です。さっそく竿を出しますが、あたりも無く風もバカ程強くなっています。7メート

ルの竿は風が強いとかなりの負担が掛ります。2時間くらい粘りますが、ハヤ以外は

掛りませんでした。

 そろそろ日も暮れてきたので、上野原ICへ向けて走りました。釣果なしのまま帰るの

も悔しいので、上野原で鶴川との合流点で竿を出してみることにしました。数十人の釣

り人が釣っていました。特に、合流点の放水溝付近は、この時期に大物が釣れること

でも有名です。さっそく竿を出してみましたが、川幅が広くゆったりした流れで、どちらか

というとルアー向きといった感じです。ここでも1時間程粘りますが、全くあたりは有りま

せんでした。結局、本日は5時過ぎに納竿し、家にたどり着いたのは7時過ぎになってし

まいました。

 

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