大井川の釣行(1)

 

7月18日(金)

 今回はサンスイ会で大井川へ釣行することになりました。出席者は会長とH氏

と私の三人です。会社が終わるといつものごとく家へ一目散に帰ります。しかし

今回は、かなり遠いので夜中に車で走り、朝現地入りをしてそのまま釣行する計

画を立てました。家に帰るとすぐにお風呂に入り、ビールとお酒と夕食をとり、11

時に目覚ましを掛けすぐに寝ます。

 夜11時、目覚ましの音で起きました。すぐにシャワーを浴び出発です。眠い眠

い!でも走っているうちに目は覚めました。会長のお宅にお迎えする途中大変な

ことに気づきました。免許証を忘れた!!会長とH氏を迎えて、事情を説明し自宅

へ引き返します。ところが甲州街道がまた大渋滞。結局、東名川崎から高速に乗

ったのが2時半です。当初の予定を大幅に遅れてしまいました。

 東名高速道路は順調で、朝4時過ぎには静岡ICに到着しました。静岡市街から

国道362号に入り、途中から県道60号で井川へ向かいます。道は険しく峠越え

のグニャグニャ道です。道に沿って流れる藁科川は素晴らしい渓相ですが、H氏が

どうやら車酔いしたようです。そうこうするうちにようやく井川に到着しました。

 

7月19日(土)

 井川に着いたのは朝6時過ぎ。なんとか予定の時間に到着です。しかし、釣り場

所がさっぱりわかりません。ある程度は、知人に聞いて来たのですが、かなり地形

が険しく一向に川へ降りる道が分かりません。畑薙まで一旦走って様子を見ます。

畑薙まで来るとあとはダム湖で、その先は一般車通行止めです。井川まで引き返

す時に数箇所川へ降りる道を見つけ検討します。

上流でもかなり幅広い川でした。

 ようやく場所を決め川へ降りて釣行開始です。広い川原で流れはまずまず。しかし

石が小石ばかりで、底石も少なく、しかも雨の後で増水ぎみです。流れは速いので

すが、川が全体的に浅目です。水も綺麗なのですがなぜか少し白い感じです。

 流れが速いので、おもりは2Bにしました。一投目、二投目。あたりは有りません。

どんどん上流へ移動しますがあたりは有りません。しばらく釣り上がったところでよ

うやくあたりが!!すかさず合わせを取ると少し引きます。タモに一気に放り込むと

なんとハヤです!!こんな上流でハヤ??その後も、掛るのはハヤばかり。これは

ダメです。場所を替えることにしました。

 朝飯のおにぎりを食べながら検討した結果、一気に今日の宿である寸又峡温泉

まで下り、宿で釣り場を聞いてみようという事になりました。一路寸又峡へ走ります。

また細いグニャグニャ道を下り寸又峡へ入りました。宿に着いたのは11時頃。宿の

オヤジさんに釣り場を尋ねると、釣り人は皆、朝4時頃このあたりから川原に降りて

川沿いに3時間くらい歩いて支流を釣るそうです。

こんな煮干サイズしか釣れません。でも綺麗なあまご!

 とりあえず、すぐ近くの吊り橋の所から寸又川に入ってみることにしました。流れ

はまずまずの川でした。ここも水は綺麗なのですが、なんとなく白く、流れ込みの先

の淵に溜まっている水はエメラルドブルーに見えます。なんか不思議な色です。

 さっそく釣行開始です。やはりこの季節なので、淵より瀬に魚が出ているようです。

さっそくチビアマゴが食いついて来ました。しかし、本当に型は小さく10pくらいまで

です。数百m釣り下ってみましたが結局まともな釣果は有りませんでした。一緒に釣

行したH氏が、かろうじて18p程度の綺麗なアマゴを1匹釣っただけで本日はここ

で納竿です。

この吊橋の下から入渓しました。揺れます!!

 午後2時、さっそく宿にチェックインして、蕎麦屋に昼飯を食べに行き、明日の釣果を

期待して乾杯!!宿で、温泉にゆっくり浸かり、その後夕食でまた乾杯!!今日の釣

果は不満だけど、美味しいつまみとお酒に満足して夜は更けて行きました。

 

                    2003年釣果表へ

                    大井川の釣行(2)へ