魚野川の釣行(1)

 

5月2日(金)

 いよいよ明日から3連休です。この連休は天気もいいようだし、絶好の釣り日和

です。サンスイ会の会長と桂川へでも釣行しようと思い、メールを出したところ何と

新潟の魚野川が雪代も抜け、とても良い状態なので新潟へ行こうとの返事でした。

 会社が終わると一目散に家に帰り、支度を素早く済ませ、チャーハンを急いで食

べてすぐに出発です。会長の家に着いたのは午後9時ちょうどです。会長を乗せて

いざ越後湯沢に向けて出発です。

 関越自動車までの道がやけに混んでいます。普段の倍位の時間がかかりました。

もしかして、連休なので夜出発組が多く、関越自動車道も混んでいるのでは!と思

った通り、関越自動車道も大渋滞でした。前橋あたりまで断続的に渋滞し、その後

も車は一向に減らず、所々でブレーキを踏むような状態でした。

 湯沢に着いたのは深夜の12時過ぎでした。いつもの釣具屋さんへ行き遊魚券を

買った後、マンションへと向かいます。いつものごとく着いたらまず乾杯!ビールが

喉にしみわたります!お風呂に入って、お酒を少し飲んで2時半頃寝ました。

 

5月3日(土)

 朝5時20分起床です。目覚ましは5時に合わせたはずなのに?まぁいいか!さっ

そく支度を済ませいざ川へ!とりあえずいつも行くフィッシングパークの橋の下あたり

へ行ってみようという事になりました。水量は思ったよりかなり多目です。まだ雪代が

完全には抜けていないようです。轟々と音を立てて流れています。

この流れを渡るのはちょっと大変でした!

 目的地に着きましたが、すでに3名の釣り人が釣っていました。ここもかなり流れが

早いようです。脇の道をずっと下ってみることにしました。数百メートル下った所で、大

きな弛みを見つけました。しかし、川の対岸でしかも向こう岸からは廻れない場所で

す。川を渡らなければなりません。少し浅くなっている場所を探しますが、どこも流れ

がきつく容易には渡れません。一歩、一歩踏みしめて、川底を見極めながら、二人が

離れ離れにならないように、手の届く距離を保って進んで行きます。ようやく渡りきる

と腰に着けていた餌箱が水浸しになっていました。

ここは流れが緩く魚が居着いていそうです。

 だれも人が入っていないらしく足跡一つ有りませんでした。さっそく竿を振り込みま

す。こつこつとあたりが有りました。上流では、会長が何やら奇声を発しています。ど

うやら釣れたみたいです。見に行くと、りっぱなニジマスがタモ網の中にいました。測

って見ると32pの大物です。でも会長はニジマスでは満足できない様子ですぐにリリ

ースしてしまいました。

 私にもすぐに25p程のニジマスが掛りましたがこれはリリースです。その次は少し

鈍い根掛りっぽいあたりで、突然ググッと引いて来ます!結構大きい感じです。流れ

に乗られないように、竿を思いっきり溜めて引き寄せます。無事タモに取り込んで見る

と30pの綺麗なイワナでした!!ここでは、さらに23pと22pのヤマメをゲットしま

した。その後は、20p級のヤマメ数匹と32pと28pのニジマスも掛りましたが、今

日は全てリリースしました。午前中はここで納竿です。

尺イワナとヤマメ達です。ピンシャンです!!

 一旦マンションに戻り、ビールで乾杯し昼食を済ませます。その後は、お昼寝です!

午後3時、再び起床して出発です。午後は上流の毛渡沢の合流点あたりを釣ってみ

ようという事になりました。

 上流の水量も相変わらず多く、魚が休む場所すらなさそうです。それにしても上流

へ行くほど人が多い!!釣り人も多いけど、キャンプをしている家族や若者達が多い

こと!!なるべくそういった場所を避けて釣行開始です。

 ところが、約2時間ほど竿を振りましたが、一向にあたりすら有りません。釣具屋さ

んのお兄さんは、上流もいい型が出ていると言っていましたが、とうとうピクリともせず

諦めてここで納竿です。もう少し下流の瀬脇の弛みを、拾い釣りした方がいいのかも

しれません。

 夜は、いつもの通り、お風呂にゆっくり浸かり湯沢の街に繰り出して、美味しいお酒

で今日の釣果に乾杯し、美味しい料理を心行くまで味わい、明日の釣果を期待して

夜は更けて行きました。

 

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