桂川の釣行(18)

 

8月28日(土)

 今回は、サンスイ会のメンバーのH氏と、桂川本流の駒橋発電所の上流を釣っ

てみることにしました。朝5時、現地に到着すると、あたりはまだ薄暗く、ちょっと

肌寒い感じでした。天気予報では今日は雨。2人とも雨合羽を羽織って川へと向

かいます。

 強瀬橋から川を見ると、一人先行して川へ向かう釣り人を発見しました。でも、こ

の釣り場はこの時期、鮎掛けがメインの場所なので、ちょっと早く来た鮎掛けの人

だろうと思っていました。ところが、川へ下りると、その人は川虫を採っていました。

明らかに渓流釣りをする人です。最初の大淵はその人に譲ることにして、私達は

その先数百メートル上流の、大きな流れ込みのポイントへ行くことにしました。

 今年は、ここの川原も背丈以上の草で覆われています。去年までは、こんなに

草がボウボウになることは無かったのですが。しかたなく川通しで上流に向かい

ます。ポイントに到着すると、あたりにはまだ釣り人の姿は有りませんでした。水

量は少し多目です。流れ込みから深場になり、さらにトロ瀬が続いています。

 さっそく竿をを出すといきなりあたりが!しかし鈍いあたりです。引き寄せるとや

はり25p位のハヤでした。しかし、次に掛った魚は素早いあたり!これはヤマメ

です!少し泳がせて引き抜きます。18p程のピンシャンヤマメでした!その後も

この場所で、23pを頭に20p位のヤマメが立て続けに10匹以上掛りました。H

氏もやはり20p位のヤマメを数匹釣っていました。

23pのヤマメです。体高が結構有りました!

 しかし最近、なぜか桂川本流はどこに行ってもこのサイズのヤマメが多い!そこ

そこのサイズだし、数も出るので決して不満なわけではないのですが。でも、大物

はいったいどこに潜んでいるのでしょうか?そんなことを考えながら釣っていると、

下流から一人、また一人と釣り人がやって来ました。地元の釣り人らしき人に下流

の状況を聞きましたが、あまり釣れていないとの事でした。でも人は少ないようなの

で、下流の大淵で竿を出してみることにしました。

この大淵には必ず大物が居着いていると思います。

 強瀬橋のすぐ上流のこの大淵では、私も毎年大物を釣り上げています。今年は

春にサンスイ会の会長が、45pのブラウントラウトを釣り上げました。さっそく竿を

出してみます。今日も既に7.8人の釣り人がここで竿を出しているので、なかなか

あたりは有りません。流れ込みから淵の際を中心に2Bのおもりで沈めます。数投

目にあたりが有りました。すかさず合わせを取ったのですが、流芯に逃げ込まれて

しまい、取り込むのにかなり苦労しました。ようやく流れの緩い所まで泳がせ、無事

取り込むと、20p程の綺麗なヤマメでした。ここで、同じサイズのヤマメをもう1匹

釣り上げ、本日はこれにて納竿することにしました。

 

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