桂川の釣行(14)

 

7月30日(土)

 今回は、桂川本流の駒橋発電所上流へ釣行することにしました。朝5時45分

に中央自動車道の大月ICを下りて、現地に到着したのはちょうど6時した。駐車

スペースには既に車が2台停まっており、強瀬橋の上から川を覗き込むと上流に

3人、下流に1人釣り人が竿を振っていました。昨日は雨が降った形跡は無いの

ですが、なぜかすごく水量が多くしかも水が澄んでいます。ベストコンディションか

もしれません。さっそく支度を始め釣行開始です。

 上流の最初の大淵には既に2人の釣り人が居るので、さらに上流の比較的大

きな流れ込みのポイントを目指します。この季節になると、上流の流れ込みのポ

イントへ行くには、背丈以上に高く覆い茂った藪の中を掻き分けながら行かなけ

ればなりません。ようやく現地に到着すると、何と1名先行者が竿を振っていまし

た!藪のせいで下流からは先行者の姿を確認することは出来ませんでした。

水量が多い!立ち込んでもポイントに届きません!

 先行者と挨拶を交わし話を聞くと、先ほどこの場所で尺ヤマメを釣り上げたとの

事でした。しばらく話しをしてから私も少し下流で竿を出すことにしました。やはり

水量はかなり多く、川に立ちこんでも対岸のトウフ石の脇などの魚が居着くポイン

トまで仕掛けが届きません。しかたなく、川幅が狭い流れ込みのポイントへ移動

して、重めのオモリを使い流れの緩い水底を転がすように流してみます。トウフ石

の際を流すとすぐにあたりが有りました。グググッといい引きです。流れが速いの

で慎重に取り込みます。無事タモに収めると24pの綺麗なヤマメでした。

強瀬橋付近。鮎掛けの人が所々で竿を出しています。

 その後、さらに上流へ移動し早瀬・チャラ瀬でそれぞれ22pのヤマメを1匹ずつ

釣り上げ、再び流れ込みから下流を丹念に攻めてみました。しかし、下流へ行け

ば行くほどウグイの猛攻で、一度だけ凄い引きの魚が掛かったのですが、完全に

竿をのされて糸を切られてしまいました。尺ヤマメだったかも?その後は、比較的

流れの速いポイントで20p程度のヤマメが2匹掛かっただけで、あとはチビヤマ

メとウグイのみしか釣れず、本日はこれにて納竿することにしました。

 

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