山本勘助愛用の「鏡石」を目指して!(前編)



 今回は、小海線に乗ってJR線の最高峰の駅「野辺山駅」まで行ってみることにしました。

朝7時に京王線に乗ってまずは高尾駅で中央本線に乗り換えます。これからローカル線の

旅が始まります!!特急電車で諏訪湖までは行ったことがありますが、各駅停車で大月駅

より先へ行くのは初めてです。さっそく日野春駅で面白いものを見つけました!


 特急電車の通過待ちです。

趣が有りますねぇ。

 これは昔、蒸気機関車が走っていたころの給水塔ですよ!!これは珍しい!!今はひっそ

りと駅のホームの向こう側でたたずんでいます。

 さて、小淵沢駅へ到着しました。ここから小海線に乗りますよ。昔から乗りたかった鉄道

です。そして、JRで最高峰の駅「野辺山駅」へ行ってみることにしました。昔はC56が牽引

する列車が本当に有名でしたが、今は最新式のディーゼルカーが走っています。これも楽し

みです!!

小海線の列車です。

 やはりデイーゼルカーはいい音です!!最新式の列車なので軽油の匂いがしないのがち

ょっと残念ですけれどね。ガタンゴトンといい響きです。ほどなく野辺山駅に到着しまた。昔か

ら行ってみたかった駅に到着しました。

JR線の最高峰の駅です!!

駅舎は新しいですね。

 ここでしばらく散策していると、何と昔走っていたC56が公園に有りましたよ!!これは嬉

しい!!思わぬ出会いに感動してしまいました。

こいつが現役の時に乗りたかったです。

 しばらくすると、今度は上り線の列車が来ましたよ。こいつはなかなか地方っぽい色に塗装

されています。思わずJR四国か!と言いたい色ですよね。

「いしづち」「しまんと」みたいな色。

 ここからまた列車に揺られて旅を続けます。本当は今回はここで折り返し東京へ帰るつもり

でした。でもちょうどお昼頃でお腹が空いたので小諸まで足を伸ばし「小諸蕎麦」を食べたいと

思ってしまったのが今回の旅をさらに引き伸ばすことになりました。

 実は、野辺山駅から小諸駅まではまだ2時間も掛かるんです。なめていました小海線を。小

諸駅に着いた時には午後2時半。かなり疲れてもう東京へ帰る気は失せてしまいました。

小海線のこの列車は国鉄色になっていました。

小淵沢駅に到着したしなの鉄道の電車です。

これは何者?

 まずはとにかくお蕎麦を食べないと!!駅前にはなかなか良さそうなお蕎麦屋さんが一杯!

蕎麦蕎麦!!でもお昼時を過ぎていたのでほとんどのお店が閉まっていました。

このお店がやっていましたよ!!


ようやく食べた天ぷらそば。

 ようやくお蕎麦を食べました。美味しい美味しい!!さすが小諸蕎麦!!と言ったらお店の

お姉さんが、東京から来る人はみんな言うけれど、ここらではそんなにお蕎麦は有名じゃない

よと言っていました・・・・・。そうなんだ。

本日泊まる宿「懐古荘」さんです。

 さて、泊まるところを見つけないとね。駅の観光案内所へ行き宿を探してもらいます。温泉

で安くて料理が美味しい宿。そんな所が有るわけないですよね連休のど真ん中で。本当にど

この宿も全て満室でどうしようかなぁと思ったら一軒だけみつかりました。民宿が。晩飯はな

し朝食だけで5,000円。温泉ではなかったので、タクシーで「あぐりの湯こもろ」に行くことに

しました。

 さっそく宿に入り、一服してから超観光スポットである「懐古園」に行ってみることにしました。

実は私は以前からここに行ってみたかったのです。武田信玄や織田信長が好きな私は結構

戦国おたくでもあります。ここに山本勘助愛用の「鏡石」が有ります!!

 これは素晴らしい!!立派な門構えです。大手門と三の門。これはいいです!!大好きで

すこういう建造物が!!

大手門。どっしりとして威厳が有ります。

入口になる三の門。いいですねぇ。

これが山本勘助愛用の「鏡石」ですよ!!

 さて、晩飯前に温泉に行かないとね。駅前からタクシーに乗って「あぐりの湯」へ行きます。

温泉は地元の家族連れで一杯!!繁盛繁盛です。休憩所もしっかりしており快適な温泉施

設です。お湯もなかなか良かったです。しかも絶景でした!!

これは絶景かな!!

温泉入口です。

 民宿にはまたタクシーを呼んで帰ることにしました。何だかすごく冷えている夜です。かなり寒

い!!Tシャツにジージャンだったのでかなりきつかったです。しかたないので、宿に帰ったらお

酒を一杯煽り、すぐに布団に入って寝ることにしました。ちょっともったいない夜だったかなぁ。



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